ガザ食料配給場所の近くで続く多数死傷、イスラエルが3日の発砲認める 警告射撃と

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ガザ食料配給場所の近くで続く多数死傷、イスラエルが3日の発砲認める 警告射撃と

(注意:つらい映像が含まれます)

パレスチナ・ガザ地区の現地当局によると、南部ラファで3日早朝、援助物資配給センターに集まったパレスチナ人の住民に対しイスラエル軍が発砲し、少なくとも27人が殺害されたという。

ラファでは1日と2日にも、物資配給センターでイスラエル軍が発砲し、死傷者が出ているとされる。

少なくとも31人が殺害されたとみられる1日の事態について、イスラエルは発砲を否定。

しかし3日の事態については政府報道官が、配給拠点への指定されたルートから離れた複数の人物を兵士たちが特定し警告射撃をしたものの、その人物たちが威圧的に接近し続けたため、その特定の人物たちの近くに発砲したのだと認めた。

イスラエル政府は、BBCをはじめ外国報道機関がガザ地区に入り取材することを認めていない。このためBBCは現地にいる信頼するフリーランス記者たちの取材を活用している。

ルーシー・ウィリアムソン中東特派員が、エルサレムから報告する。